傷んだ髪は、残念ながら“元には戻りません”

傷んだ髪は、残念ながら“元には戻りません”
こんにちは。ターミナルの橋本です。
ブログを読んでいただきありがとうございます。
今日はよくいただくご質問のひとつ、
「傷んだ髪って、治るんですか?」についてお話しします。
結論から言うと──
一度傷んだ髪は、元通りにはなりません。
髪の毛は“生きていない細胞”だから
髪の毛の内部は「ケラチン」というたんぱく質でできています。
この髪の組織は、一度外からのダメージ(カラーや熱など)で壊れると、自己修復する機能がないんです。
皮膚や爪は新陳代謝で再生されますが、
髪の毛は**“死んだ細胞”の集まり**なので、壊れた部分が元に戻ることはありません。
トリートメント=“補強”であって、“治療”ではない
トリートメントで傷んだ髪がきれいになると感じるのは、
「内部の隙間を埋めたり、表面をコーティングして整えている」からです。
でもこれはあくまで応急処置のようなもの。
例えるなら、ヒビが入ったガラスに透明のテープを貼って目立たなくするようなものです。
時間が経てば剥がれて、また元に戻ってしまいます。
だから、トリートメントは「治す」のではなく、
“ごまかす”でもなく、“支える”ためのものだと考えてもらえるといいかもしれません。
じゃあ、どうしたらいいの?
答えはシンプルで、
これ以上ダメージを増やさないこと。
もちろん美容室では、ダメージを最小限に抑えた薬剤選定や、処理剤の使用などでケアを行っています。
ターミナルでも、施術前後の髪の状態に合わせて、必要なケアを丁寧に行っています。
(ご来店時には、その理由や意味もちゃんと説明しています)
でも何より大事なのは、
日々のアイロンやドライヤーの使い方、シャンプーの選び方など、日常の積み重ね。
毎日の“当たり前”の中に、髪を守るヒントが隠れています。
最後に
「一度傷んだ髪は治らない」──
ちょっと残酷なように聞こえるかもしれません。
でもその分、これからの髪をどう育てていくかに集中することが、とても大切です。
髪は、年齢や体調、季節によっても変化します。
だからこそ、その時々に合わせて“最善のケア”を考えていくことが必要です。
ターミナルでは、お客様の髪と日々向き合いながら、
今の状態を理解し、これからの髪を育てるためのご提案をしています。
「ちゃんと伝えてくれる美容室が少なかった」
そんな声をたくさんいただくからこそ、
僕たちはこれからも、正直に、わかりやすく、丁寧にお伝えしていきます。

