「やっと“話せる美容室”に出会えた気がします」──そんな言葉を、昨日あらためて噛みしめました。

「やっと“話せる美容室”に出会えた気がします」──そんな言葉を、昨日あらためて噛みしめました。
こんにちは。ターミナルの橋本です。
今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
昨日、とても心に残る出来事がありました。
13年間ターミナルで働いてくれているスタッフ・未来が、
Instagramを見てご来店くださった、初めてのお客様を担当しました。
そのやりとりをそばで見ていて、
改めて「やっぱりターミナルって、こういう場所であり続けたい」と強く思ったんです。
1. 「ずっと通ってたけど、話した記憶がない」その言葉に詰まっていたもの。
そのお客様は、ここ1年ほどいくつかのサロンを巡っていたそうです。
長く通っていたお店を離れたきっかけは、
「通っていたのに、だんだん扱いが雑になってきた気がして」
という、静かな違和感でした。
それだけなら、誰にでも起こりうる話かもしれません。
でもお客様は、こうも言いました。
「毎月通っていたのに、髪の相談って、実は一度もしたことなかったんです」
それを聞いたとき、胸の奥が少しぎゅっとなりました。
だって、美容室って本来、“髪の相談”をする場所じゃないのかなって。
技術や流行も大切だけれど、
**お客様が「今、どうありたいか」「どう見られたいか」**を、
ちゃんと聞き取って寄り添える場所でありたい。
その感覚を、あらためて思い出させてもらった気がしました。
2. 未来ちゃんの成長が、何より嬉しかった。
未来は、ターミナルが始まった頃からずっと支えてくれている存在です。
物静かだけど、あたたかくて、目の前の人をとてもよく見ている。
そんな彼女が最近、自分の言葉で「こういう想いでやってます」と少しずつ伝えはじめてくれていました。
今回のお客様も、最初は緊張されていたそうです。
でも、施術が進む中で、だんだん表情が和らいでいって、
気づけばたくさんの“今まで話せなかったこと”を、未来に話してくれていた。
僕はそれを聞いて、嬉しい気持ちと、どこか誇らしい気持ちが混ざりました。
「美容室って、髪を切るだけじゃなくて、こういう時間を届ける場所でもあるんだよな」って。
3. “技術”も大事。でも“安心して話せる人”の価値って、もっと深い。
長く美容師をしていると、どうしても“技術の完成度”や“仕上がりの美しさ”に意識が向きがちです。
でも、お客様からのこうした言葉を聞くと、思い出させてくれます。
✔ 髪の悩みを言葉にできるって、実はすごく繊細なこと
✔ 「こんなこと聞いていいのかな」って思いながら話してくれている
✔ だからこそ、ちゃんと受け止められる人がそばにいるって、とても大きなこと
未来は、無理に話を引き出したわけでもなく、ただお客様の“声”が出てくるのを待っていた。
その時間の尊さが、TERMINALらしさなんじゃないかと、僕は思っています。
📍 TERMINAL – 流れ作業じゃない、マンツーマンの最上級。
✂️ 話しても、話さなくても、安心できる。そんな美容室を目指しています。
🪞 “信頼できる人”がいることの価値。髪だけじゃなく、気持ちまで軽くなる時間を。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
髪型の満足だけではなく、「この人に任せてみよう」と思ってもらえる信頼。
それを、スタッフ一人ひとりがちゃんと届けられるように、
これからも丁寧に、静かに、育てていきたいと思っています。

