「クセがすごいですね」って言われ続けたお客様の話

「クセがすごいですね」って言われ続けたお客様
こんにちは。ターミナルの橋本です。
ブログを読んでいただいてありがとうございます。
今日は、いつも来てくださってる70代のお客様とのやりとりを、少しだけ書いてみようと思います。
その方は、もともと娘さんの紹介で来てくださるようになった方で、
初めて来ていただいたのは、たしか2年前くらいだったと思います。
それまでずっと、髪のことで悩まれていて、
クセ毛だったり、量が多かったり、扱いにくいと言われ続けてきたそうです。
来店前に、いろんな美容室に行かれてて、
そのたびに「クセが強いですね」「難しいですね」と言われて、
結果、バッサリ短く切られてしまったり、必要以上にストレートをかけられたり。
それで仕上がりも納得できないし、ペタペタになってしまったりして、
だんだん美容室自体が嫌になってきてたみたいで。
「もう、どこに行っても一緒」って思ってた時に、
娘さんが「一度ここに行ってみたら」と言って、ターミナルに連れてきてくださったそうです。
で、つい先日、そのお客様が言ってくださったんです。
「あなたは一回も、“クセがすごい”って言わなかったわね」って。
言われてみて、たしかにそうだったなと思いました。
というより、そもそも僕の中では、クセ毛が悪いとも、難しいとも思ってなかったんです。
髪の量が多いとか、クセがあるとか、
それってその人の“素材,個性”であって、“欠点”ではないので、
僕にとっては、「どう活かせるか」だけを見ています。
だから、目の前のお客様に対して、
「多いですね〜」とか「難しいですね〜」みたいなことを言うこと自体、必要ないんですよね。
お客様自身は、きっと長年言われてきたから、
「また言われるかな…」って身構えてたのかもしれません。
でも僕の中では、ただ目の前の素材と、悩みと、生活を見て、似合う方法を考えるだけ。
「褒められるとか、うまいって言われるのが目的じゃなくて、
ちゃんと“その人にとっていい髪”になってるかどうかだけ」を見てる感覚です。
あと、そのお客様が毎回言ってくださるのが、
「終わるの早いのに、仕上がりはすごくいい。何で!?」っていう言葉。笑
それも、僕としては“早く終わらせよう”とかは全く思っていなくて、
単純に「必要なことだけを、ちゃんとやる」という感覚なんですよね。
ムダに時間をかけるより、必要なことに集中して、
お客様の時間も、僕の集中力も大切にしたいというか。
今回のブログ、別に「僕すごいでしょ」って言いたいわけでは全然なくて、
ただただ、“こういうことがあったな”っていう日記みたいな感覚で書きました。
髪が多い・クセがある・広がる、そういう悩みって本当に多いし、
でもそこを「どうにかできるかも」と思ってもらえたら嬉しいなとも思ってます。
そんなことを、あらためて思った日でした。
読んでいただきありがとうございました。

